青ベタ君の読書日記📖👓

読んだままに綴ってゆきます。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「いけない」について 道尾秀介

文藝春秋 2019年7月10日残念ながら、これはすつきりしません。 海沿いのとある町で起こる数々の事件。ラストの写真で全てがわかる。との、うたい文句。道尾作品にはいつも騙されて来ました。でも、どの作品も最後はきっちりとしたネタばらしで「あ~なるほ…

「太陽はひとりぼっち」(^_^)v鈴木るりか

小学館 2019年10月17日 あの「さよなら、田中さん」の続編♪読まないわけにはいきません(^_^)v 伊坂幸太郎なみの独特なユーモアとテンポで読ませる文章力。これは本当に才能としか言いようがありません♪ 同名の古いフランス映画を観た事があります。ひょっと…

王様のブランチに中山七里が出演したよ!

中山七里がお薦めするミステリー 1月11日のブランチブックコーナー特集は「人気作家サミット」でした。またいつものメンバーねと思い、観ていたら、まず辻村深月氏登場、その後に続くグレーヘアのダンディなお方は・・ひょっとしたら中山七里⁉️信じられない…

「ダンジョン飯」((o(^∇^)o))九井涼子

KADOKAWAエンターブレイン 8巻 2019年9月14日4年連続マンガ大賞ノミネートのファンタジー&グルメ漫画です。 確かな画力とストーリー設定、大人も充分楽しめます♪ これは面白すぎます♪久しぶりに笑わせてもらいました♪つぼにはまった。 とある島の地下に眠…

「さよならの儀式」宮部みゆき

河出書房新車 2019年7月10日宮部みゆきが描く8編のSF短編集です。 とても読みやすかったです。特に面白かったのは「わたしとワタシ」45歳独身女性の主人公は、ある日実家の前でタイムスリツプしてきた、中学生の頃の自分と出会います。『やっぱり、あたしタ…

王様のブランチブック大賞2019発表

今回の受賞作は「線は、僕を描く」砥上裕將でした。 講談社 2019年6月20日 交通事故で両親を亡くした失意の青年が、水墨画との出会いで再生して行く物語です。 主人公の大学生、青山霜介はバイト先で出会った水墨画の大家、篠田湖山からそこに展示されている…

「クリスマスを探偵と」伊坂幸太郎

株式会社河出書房新社 2017年10月30日 伊坂幸太郎の絵本!もうそれだけで、お宝を発見したみたいにお得な気分になりますね♪ 主人公は探偵のカール。クリスマスイブの日に浮気調査のために、一人の男性がお金持ちの女性の家に入るのを見届けます。 時間を潰す…

「我らが少女a」高村薫

毎日新聞出版、2019年7月20日発行いつもとは違う雰囲気のお話にチャレンジしたい。と思う方にはお薦めです。 12年前に起きた未解決事件。ひときわ冷えるクリスマスの早朝、公園で写生中の元美術教師の女性が殺害された。そして現在、事件の関係者の一人だっ…