青ベタ君の読書日記📖👓

読んだままに綴ってゆきます。

「これは経費で落ちません」全6巻 青木祐子

  集英社オレンジ文庫  6巻発行日              2019年7月19日

 

優秀でマイペース。羨ましくなるようなお仕事小説です。

ドラマ放送から、興味がわきました。森若沙名子27歳。中堅会社、天天コーポレーション経理部。実家から離れ一人暮しを始めたばかり。仕事は完璧。派手さは無いけど美人♪労働に見合った代価を得て、自分自身のケアにもしっかり手をかける現在の生活に満足。会社の人間関係に煩わされるのはノーサンキユー。自分の仕事を滞りなく行うのが最優先。不正以外の些細な事には目をつぶる。座右の銘は「うさぎを追うな」羨ましいくらいのマイペースです。それを貫くのはやはり彼女の芯の強さでしょう。

その優秀さゆえ、周りから恐いと噂される彼女ですが、これは「半沢直樹」のようなすつきりするお仕事小説ではありません。

癖のある人達。はてしなくグレーでも、それが良しとされればそれ以上の詮索はしない。

そんな彼女にアタックしてくる営業部のエース山田太陽との関係から、完璧だった生活が少しずつ変化して来て・・

ちょっと癖のあるお話ですが、何だか読んでしまいます。

ドラマ版の多部未華子は、まさにはまり役でした。綺麗でした♪

 

ご紹介本(^o^)/

「下町ロケット」池井戸潤、小学館

     2015年11月10日発行

直木賞受賞作の熱いお仕事小説です。中小企業の社長が、自分が手掛けたバルブをロケットの部品として採用してもらい、打ち上げに成功するまでの苦難の道が描かれています。

面白かったです♪まるで悪代官のような大手企業を相手に奔走する皆の姿はとてもかっこいい(^_^)v

ドラマ化もされましたが、原作はもつと面白い♪

あなたもぜひ、どうぞ(^o^)/