青ベタ君の読書日記📖👓

読んだままに綴ってゆきます。

「あさきゆめみし」(^_^)v大和和紀

  講談社  13巻  1993年7月13日

「源氏物語」完全マンガ版です。

1ヶ月ほど前、コロナで貸し出し禁止になる前に6冊、小説をお借りしてきました。まだ完読しておりません。

それは「あさきゆめみし」をついつい読んでしまうからです。何故かこのお話はたまに読みたくなるのです。以前「源氏物語」にチヤレンジした時は、その面白さがよくわからないというのが本音でした。

しかし大和和紀に外れなし。人物(特筆すべき黒髪の見事さ)、十二単、風景までが美しく、わかりやすく再現されたこちらの作品には、はまりました。これこそザ・日本!どこから読んでも面白い。だから手が伸びてしまうのです。進学校の先生でさえ推薦する物語の完成度。いまだに本屋さんで普通に売られているのも素晴らしい。

何よりも日本が世界に誇る文学作品「源氏物語」に真っ向から取り組み、見事な作品に仕上げた作者様の力量と、これだけの作品を世に送り出した出版社様に拍手を送りたいのです。

大作で読むのにとても時間がかかりますが、この時期、何も読むものが無いと思っているあなた、雅な古典の世界へ、ぜひどうぞ(^_^)v

 

ご紹介本📕(^_^)v

「バジル氏の優雅な生活」坂田靖子  全5巻完結セット  白泉社文庫  2014年9月29日

19世紀イギリス。自他共に認めるプレイボーイの青年貴族バジル氏と、その召し使いの少年ルイ。二人の日常でおこる出来事を描いたお話です。

独特の作風。愛すべき登場人物達、ユーモラスで洒落た、素敵なお話です。

今読んでも色あせない坂田ワールド。

優雅な貴族の世界へ、あなたもぜひ、どうぞ(^_^)v